われわれは、社会主義者を自称するアレクサンドリア・オカシオコルテス次期下院議員の意見にはめったに同意しないが、納税者の負担でアマゾン・ドット・コムに何十億ドルもの補助金が支払われることについて、彼女が「極めて懸念すべきだ」と評したのは正しい。世界の歴史の中でも最もリッチな企業の一つであるアマゾンへのこうした補助金は、資本コストを事実上ゼロにするもので、クローニーキャピタリズム(縁故資本主義)の中でも最悪のものだ。  アマゾンは、シアトルの本社に続く第2本社の候補地のコンテストを、1年間にわたって続けてきた。