折り畳みスマートフォンが登場する時代に地味で古いパソコン(PC)がまだ魅力的な存在でいられるだろうか?だが、PCはこのところ、ハイテク業界で予想外の健闘を見せている。今回の決算シーズンで、ハイテク企業で最も好調だったのは、マイクロソフトとインテルの古株コンビ「ウィン-テル(Win-tel)」だ。生産の制約があったにもかかわらず、インテルのチップ部門の売上高は前年同期比16%伸び、過去最高の100億ドル(約1兆3000億円)超となった。投資家は急成長するマイクロソフトのクラウド事業に注目しているかもしれないが、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ(Windows)」からのライセンスや、「サーフェス(Surface)」端末販売を含む事業の売上高は、前年比15%増の106億ドルとなった。