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週刊ダイヤモンド2018年12月1日号は「相続・増税・暴落に克つ 一生モノの住み処選び」です。そこで、本特集では不動産業界の“ウラ”を知り尽くすプロたちが、今の不動産市況をどう見ているのかを座談会形式でお届けしています。巷では不動産市況の暴落が囁かれていますが、果たして本当に暴落するのでしょうか。本誌に掲載したプロたちの見方を、ダイヤモンド・オンラインで特別公開します。

──まず、今年のマンション市場を振り返っていかがですか?

次郎丸哲戸(哲戸) この1年間、マーケットは思った以上に変化がなかったです。

 2020年の東京オリンピックが近づいてきたから、何かあるかなと思ったんですけれど、割と凪の状態でしたね。建築費の高騰も落ち着いてきたようです。

かずお君 新築分譲マンションは、価格が全く下がっていないどころか、上がっているくらい。土地の仕入れは気合が入っているから、デベロッパーはそのときに描いたストーリーから外れた価格で物件を出せないでしょう。

 東京23区の好立地なんて、メジャーセブン(大手7社)のデベ以外は買えていないですね。カタカナ系デベロッパーはほぼ見掛けません。