米アマゾン・ドット・コムはニューヨーク市に第2本社を置くと発表したが、自社のクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」でも同市に大口顧客になってほしいと考えている。ニューヨーク市の記録によると、アマゾンや他のIT(情報技術)企業は複数の同市関係者に対し、クラウドに関連するサービス導入でロビー活動を行っていた。アマゾンはここ3年間でロビイストに対し18万ドル超を支払っている。またアマゾンは、ニューヨーク市議会議員や市当局者と面会してクラウドサービスを説明するためロビー会社のヨスウィーン・ニューヨークと契約。市議会で調達契約に関する委員会の委員長を務めるジャスティン・ブラナン議員(民主党)と「ニューヨーク市におけるクラウド・コンピューティング・サービス」について協議することも目的だったという。
アマゾン、クラウド導入でNY市にロビー活動
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