2016年の米大統領選のロシア関与疑惑を巡る捜査で、ロバート・モラー特別検察官が元トランプ陣営顧問のロジャー・ストーン氏と内部告発サイト「ウィキリークス」との関係の解明に迫っていることが、裁判書資料で明らかになった。ストーン氏とドナルド・トランプ大統領は40年近い付き合いがある。裁判書資料や捜査の証言者らによると、モラー氏の捜査チームはここ数カ月、ストーン氏がウィキリークスと陣営との橋渡し役を務めていた可能性に照準を合わせてきた。ウィキリークスは2016年の大統領選期間中、民主党のヒラリー・クリントン候補に関する大量の電子メールを公表。米情報当局はこれまで、流出した電子メールはロシアのハッカーが盗んだものだと断定している。
ロシア捜査、トランプ氏旧友とウィキリークスの関係焦点
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