ローレンス・クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は3日、トランプ政権が電気自動車(EV)向け補助金の廃止を検討していると述べた。EV市場拡大を狙う自動車業界に影を落とす可能性がある。クドロー氏は「われわれの政策として、すべての補助金を廃止したい」と話し、「オバマ前政権時に決められた再生可能エネルギー向けの補助金なども同じだ。われわれがいるのは自由市場だ」と続けた。ドナルド・トランプ大統領は先週、EV向けのものも含めてゼネラル・モーターズ(GM)への補助金を全廃する構えを示していた。だがGMがどのような補助金を受け取っているかの詳細は明かさなかった。GMは直前に北米で1万5000人近い人員を削減すると発表していた。
米政権、電気自動車向け補助金の廃止を検討
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