足手まといな夫にイライラ!
妻の怒りが夫を家から遠ざける

 では、なぜ夫はフラリーマン化するのだろうか。実は、最初は早く帰っていた夫が、夫婦間のすれ違いによってフラリーマン化するケースが多いのだという。

「女性側からすると、夫が予定よりも早く帰ってきたら夕ご飯を早めに作らないといけないため、予定が崩れます。夫が家事を手伝おうとしても、今までやってこなかったため、妻側からすると足手まといになるだけです。そんな夫に妻はイライラし、夫側としては家にいても居心地が悪い。そういうことが積み重なり、フラリーマン化するのです」

 夫側からすると家事・育児を手伝いたい思いはあるのだが、家で妻から不満をぶつけられ、あげくに邪魔者扱いされることでフラリーマン化するというのだ。そうなると、仕事もないのに帰りが遅い夫に対して、妻の不満はさらにたまっていく一方だ。

「本来であれば、家事育児は夫婦間で半分ずつ負担すべきこと。妻にしてみれば、『自分に家事・育児をすべて押し付けている夫』への愛情が薄れていくのは時間の問題でしょう」

 妻の夫への愛情が冷め、さらに夫のフラリーマン化が進行…。こうした負のループに陥ると、離婚に向かう危険が高まっていく。

「夫からすると家には帰りたくはないが、フラフラするのも別に楽しいわけではありません。そうなると夫の精神状態は悪化しますし、夫婦関係はかなり危機的な状況だといえるでしょう。夫はもはや家に身の置き場はなく、妻と顔を合わせればけんかするような、かなり冷めきった夫婦関係になってしまう。ここまでくると、当事者間で問題を解決することは困難でしょう」