米連邦準備制度理事会(FRB)は来年、追加利上げを支持してきた4人の地区連銀総裁が新たに連邦公開市場委員会(FOMC)の投票メンバーに入ることになる。  新たに投票権を得るのはカンザスシティー地区連銀のエスター・ジョージ総裁、セントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁、シカゴ地区連銀総裁のチャールズ・エバンズ総裁、ボストン地区連銀のエリック・ローゼングレン総裁で、FOMCの決定に直接異議を唱える機会を手に入れることになる。  FRBの政策を巡っては、今後の方向性に不透明感が漂っている。