昨年の箱根駅伝復路6区の様子 写真:日本スポーツプレス協会/アフロスポーツ

大学駅伝を牽引する二大ブランド

 前回の箱根駅伝は1区西山和弥でトップを奪った東洋大が往路を独走。一度も首位を譲らず、芦ノ湖のゴールに飛び込んだ。しかし、復路に入ると“状況”が一変する。青学大が6区小野田勇次で東洋大を逆転。その後はトップを悠々と駆け抜けて、4連覇を達成したのだ。往路はナイキ、復路はアディダス。両ブランドが25%以上の高視聴率を誇る約12時間のスポーツ中継で、抜群のPR効果を発揮したことになる。

 注目を集めるビッグイベントとなった箱根駅伝。協賛しているミズノはオフィシャルグッズなどを手掛けているが、ユニフォームでは苦戦が続いている。ミズノウエアでの総合優勝は第80回大会(2004年)の駒澤大が最後で、出場校のシェアも減少しているのだ。

 10年前、第85回大会(2009年)の出場校を調べてみると、ミズノが8校(早大、中大、日大、拓大、東海大、明大、国士大、青学大)で、アシックスも8校(中央学大、亜細亜大、山梨学大、帝京大、東農大、上武大、日体大、専大)。ナイキが4校(駒大、東洋大、城西大、神奈川大)で、デサント1校(順大)、クレーマー1校(大東大)だった。

 それが今回の第95大会(2019年)では、ミズノ6校(東海大、法大、日大、國學院大、東京国際大、国士大)、アシックス5校(早大、日体大、帝京大、中央学大、山梨学大)、ナイキ4校(東洋大、駒大、神奈川大、中大)、ニューバランス3校(城西大、拓大、上武大)、アディダス2校(青学大、明大)、デサント1校(順大)、クレーマー1校(大東大)となっている。