前ちゃんは「彼女が旦那と別れても生活苦でやっていけない。俺が養うことはできるが少しでも子どもの為に強いお母さんになってもらいたい」と言います。

 正義感溢れる考え方だけど、前ちゃんは回りくどい立ち回りは普段しないのでアスカにうまいこと、言いくるめられていると確信しました。

「それ前ちゃんの意見じゃないだろう。アスカに言わされてるだろ!?」

 黙る前ちゃん…。私は「前ちゃんは結婚したいけど、アスカが難癖をつけて結婚を濁してるんじゃないの?前ちゃんの金狙いじゃないか!?」と言ってやりました。こういう時はきつく言わないと不倫している渦中の人には声が届かないのです。

 前ちゃんは「さすがの片ちゃんでもアスカを悪く言わないでくれ」と言い返してきました。

プレゼントしたヴィトンの40万円のバッグが
10万円の借金のカタに

 詐欺師の手法で「全てあなたには見せます。隠し事はありません」自分の悩み、汚点をさらけ出すことで男を骨抜きにする人もいます。アスカの例で言えば「私はスナックやって子どもも養っていて、旦那との事も中途半端なのでもっとお金を稼ぎ母親として自立したい。その時2人で仲良くなれれば幸せです」と言われれば正義感強い男性は女性を応援したくなりますよね。

 さらにアスカの子どもは旦那さんとの子どもではなく、遊んでいた男性との間にできた子どもで、旦那さんは自分の子どもだと思い込んでいるそうです。

 そんな話を聞けば普通の男性はうさんくさいと思うんですが、正義感が強い前ちゃんみたいな男性はさらに燃えてしまうのです。周りから止められれば止められるほど燃えてしまうのです。恋は盲目です。仕事でパーフェクトなので恋愛も努力すれば何とかなると思ってしまうんです。ネガティブに言ってしまえば共依存ですね。お互いに双方が常にいないと不安な状態で自己の存在意義を認めてもらうために過剰な献身を繰り返す行為でこれがエスカレートするとDVなどになるケースも多いです。

 前ちゃんは一途に彼女を思っているようなので、私はアプローチを変えて聞きました。

片岡「じゃあ誕生日何あげた!?」
前田「20万の指輪」
片岡「クリスマスは!?」
前田「ヴィトンのバッグ40万」
片岡「え~!!金貸したことは!?」
前田「そんなのないよ!ただ1回子どもの体育館シューズ代として10万円貸したけど…」