児玉昇司 ラクサス・テクノロジーズ社長
こだま・しょうじ/広島市出身。シリアルアントレプレナー。1995年早稲田大学入学半年後に最初の起業。会社売却などを経て、自身4度目の起業となるラクサス・テクノロジーズを2006年に創業。
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 この事業の難しさの一つは、単に人気があるバッグを仕入れるだけでは失敗するという点です。勿論、人気の商品を取り揃える必要がありますが、もう一方で重要なのが稼働率です。稼働率の要素には、人気の有無だけでなく、耐久性などもあります。つまり、収益性が高いバッグは何かを知っているがゆえに、月額6800円という値段で、これだけ多くのブランドバッグのレンタルを行なうことができるのです。

――カバンのIRRは平均でどれくらいあるのですか。

 年間で50%を超えています。平均20万~30万円のバッグを仕入れていますが、平均的な投資回収期間は21~22ヵ月です。

有料会員の継続率は90%以上

――すごいですね。創業以来、会員数は順調に伸びてきたのですか。

 2015年2月にサービスを開始して以降、会員数が前月を下回ったことは1度もありません。15年2月に会員となったユーザーの半分が今も続けており、約4年にわたり、毎月6800円を払ってくれています。

――会員数を教えてください。

 26万人を超えています。

――無料会員の数ですか。

 はい。

――無料会員になると何ができるのですか。

 カバンの在庫を見て、良いカバンが入ったら、借りることができます。

――有料会員は何人いるのですか。

 サービス開始から伸び続けており現在2万人です。