今はど素人でも、10年あれば「その道のプロ」になれる

 自分自身のワクワクする10年後をイメージするために必要な考え方があります。

 それは、10年あれば何かの分野で秀でた存在になれる可能性があるということ。

 しかも、現時点ではまだ始めていないことでも可能です。

 今とは全く違う仕事を、10年後のあなたは出来ているかもしれません。

 10年という時間を長いと思うでしょうか、短いと思うでしょうか。

 そんなに待てないと思うのであれば、最初からやめておいたほうがいいでしょう。

 でも、10年かけてでもやってみたいと思えることであれば、チャレンジしてみる価値があります。

 私が10年前に書いたノートには、「2017年までに自分の人生を自分でデザインするメソッドを確立する」と書いてあります。

 どんなメソッドのことか、これを書いた時点では自分でもサッパリわかっていませんでしたが、2016年に「逆算手帳」を開発して新会社を設立。そして、今は、逆算メソッドを広める本を出版いたしました。

 多少の誤差はありますが、ほぼノートに書いた通りになっています。

 今のあなたには出来そうもないことでも、10年後のあなたなら出来ているかもしれないのですよ。

 これからの10年をやりたいことを諦めて過ごすのか、チャレンジしてみるのか?

 あなた自身で選ぶことができます。

コボリジュンコ
「逆算手帳」考案者、GYAKUSAN株式会社CEO
大学卒業後、システムエンジニアとして8年勤務。その後、フリーランスを経て2004年にウェブサイト制作会社を設立。
会社設立前後の多忙すぎる日々に耐えきれず、わらにもすがる思いで手帳を使い始めたところ、その効果を実感し衝撃を受ける。
手帳でスケジュールやタスク管理をする一方、ワークスタイルやライフスタイルを見直して、理想の生き方・働き方を模索するようになった。著書『1年後の毎日が変わる!あなたの夢を叶える「100年日記」』の出版記念セミナーで、多くの人が5年後の自分をイメージできないこと、逆算で考えられないことに愕然とし、逆算思考を体系化できないかと考えはじめる。
試行錯誤の結果たどり着いたのが「逆算手帳」で、2016年に商品化。Amazonで販売したところ、クチコミでたちまち完売。
おもな著書に『願いをかなえる!逆算手帳術』(監修・宝島社 2018年)、『1年後の毎日が変わる!あなたの夢を叶える「100年日記」』(大和出版 2015年)がある。