トップ営業の人から失敗談を聞くことは参考になる
トップ営業の人から失敗談を聞くことは参考になる(写真はイメージです) Photo:PIXTA

トップ営業マンと呼ばれるような人々は自己顕示欲が強く、自分の実績や経験を人に話したがる人が多い。こうした話の多くは成功談であり、むろん、大いに参考になるが、それ以上に聞いて役立つのが失敗談である。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)

成功談よりも役に立つ
トップ営業マンの「失敗談」

 私がコンサルタントとして独立して一番良かったのはさまざまな業界のトップ営業マンの話が聞けること。それも机上の空論ではなく、リアルに結果を出しているノウハウを教えていただけることだ。これほどありがたいことはない。どんな営業のノウハウ本やセミナーよりも勉強になる。

 そもそも一般的にトップ営業マンは自己顕示欲が強い傾向がある。程度の差はあるものの、「自らの力をまわりに知らしめたい」という欲求をいい方向へ使うことで結果を出している。それは、トップ営業マンになるための資質の1つでもあるのだろう。

 そのせいか、トップ営業マンは実績について話したがる方が多い。話をしてすぐに「過去の売り上げ記録を塗り替えましてね」など話してくれる方もいれば「最年少でエリアマネジャーになったんです」と話す方もいる。

 むろん、こういった人たちは常に努力をしている。独自の方法を編み出し、他を寄せ付けない結果を出しているのだ。

 こういった成功談も面白いものである。しかし、むしろ、それ以上に興味深い内容は「いやぁ~あれだけはやめれば良かったですね」といった失敗談である。いわゆる、後悔していること。

 これは成功談より10倍面白いし、非常に役に立つものである。

 それら失敗談を紹介しよう。