米半導体大手インテルのパーティーは永遠には続かないことは分かっていた。とはいえ、同社は恐らくもっと優雅な終わりを期待していただろう。インテルが24日発表した10-12月期(第4四半期)決算はその期待がかなわないことを示していた。売上高は187億ドルと米証券会社などの予想(190億ドル)に届かなかった。パソコンとデータセンター向け双方の半導体販売の不振が主因で、いずれもアナリスト予想を下回った。現四半期についても顕著な減速が既に予期されていたとはいえ、インテルの見通しはやはり期待外れの内容だった。1-3月期(第1四半期)売上高のアナリスト予想は前年同期比約8%増加となっていたが、同社の予想は横ばいだった。前回の決算発表以降12%上昇していたインテル株は、時間外取引で7%近く急落した。