【ワシントン】米政府は28日、ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)に制裁を課した。同国の輸出収入の大半を占める石油産業に打撃を与えることで、ニコラス・マドゥロ政権を弱め、野党指導者フアン・グアイド国会議長の権力を強化させる狙いだ。  ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)によると、制裁で凍結される資産は70億ドル、ベネズエラが今後1年に失う輸出収入は110億ドル。スティーブン・ムニューシン財務長官は、同地で操業している米国の製油会社への影響は最小限にとどまるとの見方を示した。  ドナルド・トランプ米大統領は先週、。