デル・テクノロジーズ(DELL)の再上場は期待外れだったが、同社株は現在の市場で最も魅力的な割安銘柄の一つである。同社は急成長中の仮想化ソフトウエアであるVMウェア(VMW)の株式の81%、そしてピボタル・ソフトウェア(PVTL)およびセキュアワークス(SCWX)の持ち分も保有しており、これらを合計すると時価総額で530億ドルと、デルの現在の時価総額340億ドルを190億ドル上回っている。デルの他には、中国のインターネット大手のテンセント・ホールディングス(700.香港)の株式を保有している南アフリカのナスパーズ(NPSNY)の例があるが、保有している株式の価値が自社の時価を大幅に上回る大手企業はまれである。
【バロンズ】不人気なデル、魅力的な割安銘柄
自社の時価総額を大幅に上回る価値の株式を保有
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