マイケル・ブルームバーグ氏(左)、ハワードシュルツ氏(右)Photo:Reuters

 億万長者たちが争っているが、これは面白いことになりそうだ。スターバックスの元最高経営責任者(CEO)ハワード・シュルツ氏は27日、CBSの番組「60ミニッツ」に出演し、2020年の米大統領選挙に独立系候補として出馬するかもしれないと語った。この発言は、ブルームバーク山、つまり前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏からの稲妻を呼んだ。ブルームバーグ氏は、独立系候補は勝利できず、恐らくドナルド・トランプ大統領を利することになるだろうと語った。

 シュルツ氏の何倍もの資産を持つブルームバーグ氏は28日発表した声明で「私は党派色のある人間ではなかった。そして、過去に独立系候補としての出馬を考えたことも事実だ。実際、独立系での立候補を現在考えている他の人々と全く同じ決断を迫られたことがある」と説明。「データが示していることは明確で、一貫している。党派寄りの支持傾向は強く示されており、選挙人団制度という現実もあるため、独立系の候補が勝利することは不可能だ」と語った。

 加えてブルームバーグ氏は、さらに悪いことには「2020年の選挙では独立系候補の登場は、反トランプ票を分裂させるだけであり、トランプ大統領の再選という結果を招く可能性が非常に高い。私は2016年にこのリスクを避けた。我々に現在このリスクを冒す余裕はない」と述べた。