バングラデシュ人が代表を務めるこの企業に「価格の根拠」について電話で尋ねたが、原稿の締め切り時点でついにそれへの回答はなかった。

 大阪市に拠点を置く日本ナットウキナーゼ協会にこの会社について尋ねたところ、「確かに認証マークを与える会員企業だが、価格については各社戦略があるので把握していない」とのこと。ちなみにナットウキナーゼのサプリメントは1粒が1日分(1日の摂取量の目安2000FUを含有)として30粒入りのパッケージで6000~7000円が相場だという。消費者にとって身近な製品としては、小林製薬のナットウキナーゼ(2000FU)30粒入りは通常価格1620円、DHC(3100FU)の30粒入りは1430円がある。

「やり過ぎ」は消費者の商品への信頼にとどまらず、外国人観光客の日本に対する信頼をも損ねないので要注意だ。

上海でも高級品が売れなくなった

 ドラッグストアでも賑わっているのは化粧品売り場だが、そこにも変化が現れている。ドラッグストアの陳列からは、売り手が注力するのが資生堂「エリクシール」であることが見て取れる。

エリクシールは欠品が相次ぐ Photo by K.H.
エリクシールは欠品が相次ぐ Photo by K.H.