米映画監督ウッディー・アレン氏は、契約違反を理由に、アマゾンの映画制作部門アマゾン・スタジオを相手取り訴訟を起こした。アマゾンが最新作の配給を拒んだほか、4本の映画制作・配給契約を不当に破棄したと訴えている。アレン氏は6800万ドル(74億6000万円)以上の損害賠償を求めている。訴状によると、アレン氏と女優ミア・ファロー氏の養女、ディラン・ファロー氏がアレン氏から1992年に性的虐待を受けたと訴えている問題が再燃したことを受け、アマゾンが昨年6月、アレン氏との契約を破棄したと主張している。当時はセクハラ被害者に告発を促す「#MeToo」運動が大きな注目を集めていた。アレン氏側は、アマゾンは契約締結の際、25年前の疑惑については十分承知していたはずであり、契約を破棄する正当な理由にはならないと主張している。
ウッディ・アレン氏、アマゾン・スタジオを契約違反で提訴
有料会員限定
あなたにおすすめ