米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムは、新興の電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブの7億ドル(約770億円)の資金調達ラウンドを主導した。リビアンが15日、明らかにした。アマゾンの世界コンシューマー部門最高経営責任者(CEO)を務めるジェフ・ウィルケ氏は「われわれは将来の電動輸送に関するリビアンのビジョンに感銘を受けた」と述べた。アマゾンはこれまでも無人運転技術に投資を行っている。先週には、グーグル傘下ウェイモやテスラの出身らが経営する新興の自動運転車開発会社、オーロラに5億3000万ドルを投じたと明らかにしている。2009年創業のリビアンは、昨年11月のロサンゼルス自動車ショーで、全電動式のピックアップトラック「R1T」やスポーツ用多目的車(SUV)「R1S」を発表。2020年にも米国で発売する見通しだ。
米アマゾン、新興EVメーカーのリビアンに出資
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