• 株価にはリスクが反映されていない  ベス・スタボラ氏は、投資を大きく誤ったのではないかという不安を抱いていた。かつてウォール街で勤務していた同氏は、2012年に医療用マリフアナ(大麻)を手掛けるベンチャー企業が売却されることを知り、同社を約100万ドルで買収した。マリフアナについて何も知らなかった同氏は、マネジャーに事業運営を任せて会計に専念していたが、間もなく不審な小切手や支出に気付いた。調査の結果、マネジャーには強盗の共謀などの前科があることが判明した。解雇されたマネジャーは、スタボラ氏の家族を脅迫した。