最近あまり聞かない「生活四駆」は
雪国のクルマ生活に必須の条件?
3メートル近い高さの雪の壁が続く、山形県肘折(ひじおり)温泉郷。移動の途中、公共浴場「上の湯」にゆったりつかった。
湯上りに、近くの商店で漬物などを見ていると、地元の男性が「おたくら、スバルかい?」と声をかけてきた。
近くの駐車場に最新型のSUBARU車が数台止まっており、私はSUBARUのロゴと氏名が書かれたネームプレートを首から下げていた。
「そうだぁ~、ここらじゃ、昔っからスバルが普通だからなぁ~」と、雪焼けした顔で笑った。
日常生活で使う四輪駆動車。これを「生活四駆」と呼ぶ。
80年代あたり、自動車雑誌では当たり前に使われていた造語だったが、最近では、すっかり聞かなくなった。