皆さんこんにちは、澤です。
世の中は、確定申告のシーズンですね。サラリーマンの皆さんの中には、年末調整だけで確定申告は一切しない方も多いのではないかと思います。
私もずっとそうだったのですが、外部での講演や執筆活動など個人として受ける仕事が増えてきたことから、確定申告をするようになりました。ありがたいことに、外部でプレゼンテーションをする際には、会社を通さず個人で報酬を受け取ることができています。
私の所属企業では、複業が「原則禁止」であるものの、「人事やPRに確認して問題なければ、業務時間外に会社のリソースを一切使わずに活動するのはOK」というルールになっています。
こうしたルールにのっとって、私は外部で講演する際には所属企業名を出して集客したりプロモーションをしたりすることはありませんし、その際に使っているパソコンからソフトウェアにいたるまで、すべて自分で購入をしています。そうして活動して得る収入を、さらに自己投資に回すことで自分のコンテンツ力をアップさせることができています。
確定申告は、そのお金の流れをビジュアル化する上で非常に有効で、自分がどれくらい自分に投資をしていて、いくらくらいそれが収入につながっていて、会社から与えられる報酬とのバランスはどの程度で……ということがはっきりと分かるようになります。
こうやって自分のお金の流れを確認する習慣は、収入の多寡にかかわらず有効ではないかと思います。特に、グローバル仕事人を目指す方々であれば、自分の市場価値を認識することは絶対に必要なスキルです。
会社という組織の評価だけに依存することにリスクがあるのは、この連載をお読みいただいている方々であれば、ご理解いただけるのではないかと思います。