最初は、25~26歳で仕事漬けの毎日を送っていた頃。もともと食が細かったこともあり、それまでは、1食食べておなかいっぱいになったら「もう今日は食べなくてもいいや」というような生活をしていたと言います。

 でも、出社して、その日のうちに帰れることがほとんどないという仕事中心の生活の中で、健康を考えて3食とるようになったのだそうです。プランナーという仕事だったこともあり、「これで完成、仕事が終わった」とするかどうかは自分次第。エンドレスに仕事だけをする生活から、3食きちんととって“自分が自分でいられる時間”を確保したいと思ったことも1日1食から3食に変える強い動機になりました。

 ただ、1日1食しか食べずに当然のように痩せていた体が、1日3食生活をしたことによって半年で6kg増。「1日3食は体にいいはずだから、3食食べてこの体重なら、これを自分の標準体重として受け止めるべきなのだろうか」とは思ったものの、当時は若くてまだビジュアルを重視。食事量を減らしたり、朝食を抜くようになったりして、あっという間に食生活が乱れていきました。
 
 そして、その頃、子宮頸がんの発症にストレスも重なり、休職をすることに。時間にゆとりができたことで、食べることへの執着が消え、自分のペースに合った食事をとるうちに体形も元通りに。「いくら1日3食が健康にいいとはいっても、おなかもすいていなくて、食べたいわけでもない時間でも無理に3食とっていたのが違ったのかも」と振り返ります。

産後ストレスで2度目の体重増
「外界と遮断されたような気持ちに」

 この休職期間中は、女性としての生き方を初めて考える時間となり、29歳で結婚して、家族の海外赴任についていくタイミングで離職。その後、妊娠・出産を経ても細身の体形を維持していましたが、その直後、大きくビジュアルが変化することになります。