全国で切り替えが進められている次世代型の検針器スマートメーターの製品不良と施工ミスで発火事故が続いている(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 全国で切り替えが進められている次世代型の検針器「スマートメーター」の発火事故が続いている。

 発火のほか異常音や照明がちらつくなどのトラブルも、東京電力と中部電力の管内で確認されている。

 メーターに想定以上の電気が流れて発熱するためだが、原因のほとんどは製品の不良と施工ミスだ。

東電管内、27件の発火事故
異常音や照明のちらつきも

 昨年11月30日午後2時ごろ、ランチタイムが終わりに近づき、客もまばらになっていた茨城県つくば市の飲食店に、アスファルトの舗装工事のような油っぽいニオイが漂った。

 不審に思った店のマネジャーが外に出てみると、外壁に取り付けてあったスマートメーターから青白い炎が出ていた。あわてて備え付けの粉末消火器で消し止めたが、外壁が焼け焦げた。

 店の電気が使えず、営業ができなくなったため、客には頭を下げて帰ってもらったという。