Kポップ関連株はここにきて調子外れになっている。それでも投資家は、この韓国文化の産物が世界的な人気を築いていることを心に留めておいた方がいい。韓国では先週末、人気グループ「BIGBANG(ビッグバン)」のメンバーで大スターのイ・スンフン(ステージネームV.I.)が売春あっせんに関与した疑いが浮上し、Kポップのプロダクションや販促を手掛ける企業の株価が急落した。SMエンターテインメントとYGエンターテインメントは今週になって13%余り下落している。大スキャンダルに発展しそうな状況を受け流す度胸のある投資家にとっては、突然の株価急落はKポップ関連銘柄を買い入れる好機となり得る。上記2社にJYPエンターテインメントを加えたKポップ大手3社の合計売上高は2015年以降に倍増し、昨年は1兆ウォン(約980億円)を突破した。