支出は3つに分類し
管理するとお金は貯まる
家計相談に来てくださった相談者に対し、私は支出を「消費」「浪費」「投資」の3つに分ける「家計の3分法」で管理すると、「お金の使い方に軸ができて、貯めやすくなりますよ」とお伝えしています。
「金額ベース」で支出の良しあしを判断するよりも「お金の価値・意味合い」で判断した方が、必要な部分にお金をかけつつ節約することが可能となり、お金を貯めやすくなるからです。
ただ、時々、“価値の計り方”を間違えてしまう人がいます。食費を全て「消費」にしたり、マッサージやレジャーなどリフレッシュに関する費用を「自分自身の向上につながっているから」との理由で「投資」にしてしまったり。少々のことなら全く問題がないのですが、その程度が大きくなってしまうと、支出の本質が見えなくなってしまいます。
支出の理想は、「消費=70%、浪費=5%、投資=25%」と考えているのですが、消費が90%もあったり、50%近くが投資になっていたりする方までいらっしゃいます。