『これは自分がやりたいことではない』と
不満を言う新人

パターン[3]『これは自分がやりたいことではない』と不満を言う新人

学生気分が抜けずに、仕事現場でも自分がやりたいことだけやりたいというタイプです。最近では、働き方改革が叫ばれていますが、それを自己都合で良く捉えて、「早く帰る権利がある」と新人から主張する人もいます。
要は、やりたいことばかりが先行して、やるべきことが見えていないのです。

このタイプは、信頼を積み重ねないと自分のやりたいこともできない、ということを理解させる必要があります。

「僕がやりたい仕事はこんな仕事ではない」
「定時までしか働きたくありません」
「この仕事は自分には合いません」

こんなこと言われても震える拳を上げてはいけません。本当にやったらパワハラです。

過去の偉人や、今は自分のやりたいことをしているように見える先輩などを引き合いに出し、「社会人基礎力が備わっていない今は、まずはやりたい仕事ができる為の土台を作る必要性があること」、そして「その土台が備わっていないと、やりたい仕事も長続きしないこと」をしっかり説く必要があるでしょう。

そんな時も、本書にあるように相手のキャラに合わせて、相手がやる気になるようにアプローチすることが必要です。それをせずに注意すると「もう辞めます!」と躊躇せずに言われてしまうかもれません。

「家を建てようと思ったら基礎をしっかり作るでしょ? 基礎を作らずに家を建てたら、見た目は良い家ができても、直ぐに崩れるよね? 今やっていることは基礎作りだから、それを疎かにしていたら、本当にやりたいことができても、直ぐにダメになってしまうよ。やりたいことがしっかりできるようになるために、今は基礎をしっかり作っていこう!」

このように、「土台」や「基礎」の重要さを伝え、丁寧にフォローをするコミュニケーションを欠かさないようにして、相手の状態を見きわめましょう。

この時期、せっかく苦労して採用した新人を直ぐに辞めさせないように気配りをしたいものですね。