米フェイスブックは29日、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の広報コンサルタントを務めたニック・ガブナダ氏と関連のある200のアカウント、グループ、ページを削除した。活動の背後にいる人物らが身元を偽った不正なアカウントを使用したためだと説明した。  フェイスブックのサイバーセキュリティー責任者、ナサニエル・グライチャー氏は発表文で、組織的に偽る行為があったためアカウントを削除したと述べた。  同社はガブナダ氏が組織したネットワークとの結びつきから、フェイスブックの175のアカウント、グループ、ページのほか、インスタグラムの25のアカウントを削除した。