米下院情報委員会は、ドナルド・トランプ大統領の就任式実行委員会に関与した主催者幹部に対し、書類の提出や聴取を要求している。関係筋が明らかにした。就任式周辺のカネの流れを巡り、議会が追及姿勢を強めていることが浮き彫りとなった。3月19日付けの委員会の要請は、メラニア大統領夫人の元顧問、ステファニー・ウィンストン・ウォルコフ氏の弁護士が今週、実行委員会の弁護士に対して送付した書簡で明らかになった。ウォルコフ氏はプロデューサーおよび運営会社として就任式に関与した。ウォルコフ氏は実行委員会との間で守秘義務契約を結んでいるため、委員会が所有する書類を提出する場合には、同氏の弁護士は実行委員会の弁護士に通知する必要があるという。