遅延が引き起こす大混雑を
回避する方法とは?

 もうひとつ遅延時に気になるのは、遅れている列車が今どこにいて、いつ頃やってくるのかということ。振替輸送など迂回ルートがあればそちらに切り替えるべきだが、遅延路線を使わなければならないこともあるだろう。そういう時はJRや地下鉄、大手私鉄が提供する公式アプリの「列車走行位置」で、どの列車がどこの駅付近にいるかリアルタイムに調べることができる(ただし、ダイヤが乱れすぎると配信中止になることもある)。

 遅延は必ず混雑とともにやってくる。走行位置を確認して列車間隔が10~15分空いていたら、その列車は間違いなく混雑しているし、場合によっては乗り切れない可能性もある。もし、遅れている列車のすぐ後に次の列車が走っているなら、1本見送って続行便に乗るのが正解だ。前の列車は乗り切れないほどの超満員なのに、後ろの列車はガラガラというケースがよくある。

 この電車に乗るしかないというギリギリの状態で移動していると、駆け込み乗車など危険な行動につながりがちだ。常に手元に選択肢を持っておけば、それは必ず余裕につながる。余裕があればさらなる選択肢が見えてくる。ぜひ、少しでも快適なあなたなりの通勤スタイルを見つけてほしい。