ジャガー初のEV「I-PACE」
横浜の赤レンガ倉庫近くにて Photo by Kenji Momota

結構重いはずなのに軽く感じる
そして迫力満点の加速感

「うわぁ、なんだ、この感覚は!?」

 英国ジャガーの初EV「I-PACE」は、いい意味で期待を大きく裏切る優れモノだった――。

 日本市場導入を控えて横浜で開催されたメディア試乗会。ホテルの地下駐車場で乗り込み、少し動かしただけで「あれ、なんだか、やたらと軽く感じるな」と思った。

 がっしりとしたスタイリングで、寸法は全長×全幅×全高=4695mm×1895mm×1565mm、ホイールベースは2990mmながら、車両重量は2250㎏と重たい。搭載する容量90kWhの電池パックは600kgもの重量物になっている。

 そんな重量級なのに、走り出しでの重ったるさがまったくない。一般的にEVは、電池パックを床面に敷き詰めるため低重心となり、乗り味はドッシリ感があるものだ。それがI-PACEではほとんど感じられない。

I-PACEの車体骨格。床面にリチウムイオン二次電池を90kWh搭載
I-PACEの車体骨格。床面にリチウムイオン二次電池を90kWh搭載 Photo by Kenji Momota