ドナルド・トランプ米大統領は10日、納税申告書を公表するつもりはないと言明した。この日は下院民主党が米内国歳入庁(IRS)に求めている過去6年分の提出期限。トランプ氏は記者団に対し、納税申告書を「ぜひ提出したいが、監査を受けている間は提出しない」と述べた。さらに「前回当選したが、全く同じ問題を同じように厳しく問われていた」と指摘。「率直に言って、誰も気にかけていない」と続けた。トランプ氏は2016年、大統領候補としてそれまで40年の慣例を破り、納税申告書の公表を拒否した。選挙運動中はいずれ公表すると述べていたにもかかわらず、大統領に就任後も公表を拒み続けている。
トランプ氏、納税申告書「提出しない」 監査を理由に
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