コミュニケーション術の情報は
常にアップデートすべし

「この記事を読んでくださる人は、すでに部下を率いている上司、あるいはこれから出世していこうと、やる気に燃えているビジネスマンだと思います。であるならば、あなたは、『セクハラを止める』立場です。基本的には自分がセクハラを抑制する言動をすることから始めればいいだけです」

 たとえば、職場での飲み会。アルコールが入り、気が緩むと、言葉でのセクハラが発生しがちになる。そのとき、ただ傍観するのは二流。デキるビジネスマンであれば、いつ何時も、止めに入る姿勢にいなくてはならない。

「状況はさまざまですが、たとえばそれが盛り上がる場面だったとしても、あなたは喜んで乗っかってはいけません。気が大きくなった部下に対し、『言い過ぎるな』と牽制することで、イエローカードを出す。上司であるあなたが、現場で実践していくことが、セクハラを生まない環境にしていくことの第一歩です」

 盛り上げようとしている人が、気づかないうちにセクハラ的言動を行っていることは少なくない。ただ、その陰で我慢している女性がいるとしたら、その人が出すアラートに敏感に察知してこそ、デキるビジネスマンなのだ。

 女性が働きやすい職場は、男性にとっても働きやすい現場であるべきだと金田氏。セクハラに関する話や、男女平等に扱おうという話は耳にタコかもしれないが、だからこそ、常に情報をアップデートしていくのがデキるビジネスマンのたしなみなのである。