米動画配信大手ネットフリックスが16日発表した1-3月期(第1四半期)決算によると、米国内の契約者数の伸びは鈍化した。ハリウッド映画業界からの新手の競合出現に直面する中、投資家は同社が急速な成長を維持できるか注視している。  1-3月期の国外の契約者純増は前年同期比31%増の790万人。国内では170万人増となった。国内の契約者数は前年同期に230万人近く増加していた。  米国での契約者数の伸び鈍化は、創業22年近いネットフリックスにとって国際市場がいかに重要かを浮き彫りにしている。  有料契約者数は世界全体で1億4890万人と、予想の1億4820万人を上回った。