セクハラ
女性の新入社員を狙ったセクハラが今もなくならないのは、なぜでしょうか(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 皆さんこんにちは、澤です。

 日本のポップカルチャーは、世界でも大人気ですよね。いわゆる「オタク文化」は海外でも受け入れられていて、アニメが大好きすぎて日本に移住する人や、「コミックマーケット」などの祭典でコスプレをするために来日する方もいらっしゃいます。

 これはとてもすてきなことだと思うのですが、私としては1つ気になることがあります。人気のアニメや漫画などの一部に、「極端に性的な表現」に偏ったケースがあると感じるからです。

 私は「セクシーなキャラクター」や「露出の多い衣装」などを否定するつもりはありません。ただ、性的表現のコントロールと、特に男性側の「都合のいい解釈」が、セクハラや女性の社会進出の障壁になってしまう可能性があるのではないかと心配しています。

 少し前までは、朝夕に乗る通勤電車の中づり広告の中にも、性的表現がすさまじいものがありました。客先を訪れるために街を歩いていても、性を売り物にしたような看板をそこかしこに見かけます。ランチやコーヒーを買いに行くコンビニエンスストアの雑誌売り場では、堂々と成人雑誌が並んでいます。こういったものを日常的に(それもビジネスアワーに)目にしていると、どこかまひしてくるのかもしれません。

 もちろん個人の趣味嗜好で、自由な時間に楽しむぶんには(法的に許されている範囲においては)構わないでしょう。しかし、職場での言動となると話は別です。また、立場の違いを利用した「不適切な行動の強要」は絶対にあってはならないことだと思います。

「彼氏いるの?」「体を触られた」
今もなくならない女性社員へのセクハラ

 大学を出たばかりの新入社員が組織に入ってくる季節です。そんななか、いきなり女性の新入社員がとんでもない目に遭ったという話を私自身、次々に耳にしています。宴席でのお酌は当たり前、「彼氏いるの?」などプライベートな質問をしつこく受けた、隣に座った先輩や上司に体を触られた、揚げ句の果てに宴会終了後にホテルに誘われたなんて話までありました。