――筆者のジョナサン・バークス氏は行政・立法当局者として18年の経験があり、直近ではポール・ライアン前下院議長の首席補佐官を務めたアフガニスタンで先週、米海兵隊員3人と民間人1人が殺害された。米国史上最長の戦争でまたも犠牲者が生まれたのだ。戦闘開始からほぼ18年だが、米国には依然としてアフガンやより広範なテロとの戦いにおける明確な目標や明確な成否の基準がなく、明確な勝利の見込みもないように思われる。この脅威と戦うために失われた7000人近い米国人の命にあらためて関心を向け、その埋め合わせをするために、米議会は対テロ戦略の包括的な見直しをすべきだ。重要な第一歩は、テロとの戦いの包括的な歴史を完結させることだ。米軍は最近、イラク戦争の軍事史を公表した。だが他の戦域やさらには外交、戦後復興や安定化、国土安全保障、テロの資金源を絶つ取り組みを含めたより広範な説明が必要となる。
【寄稿】米国の対テロ戦争、今こそ検証を
アフガン戦争などを検証する超党派パネルを招集せよ
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