イランの核開発計画を巡り、同国とイスラエルの「12日間戦争」から6カ月が経過する中、複数のイスラエル当局者が新たな衝突の可能性を示唆している。背景には、イラン政府が弾道ミサイルの数を再び増やそうとしている動きがある。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は24日、空軍パイロットの卒業式典で演説し、政府としてイスラム組織ハマス、イスラム教シーア派組織ヒズボラ、イランを注視していると発言。これら勢力はいずれも再武装しており、必要に応じて行動すると述べた。イスラエルの国防相や空軍トップも同じ式典で発言し、新たな脅威を阻止するために行動すると発言。ネタニヤフ氏は「われわれは対立を求めているわけではないが、あらゆる危険の可能性に目を光らせている」と述べた。
イスラエル、イラン再攻撃を警告 「12日間戦争」から半年
イランの弾道ミサイル計画再建でイスラエルが軍事行動に出る恐れ
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