ウクライナ大統領選の決選投票が21日行われ、出口調査によると、政治経験のないコメディアンのウォロディミル・ゼレンスキー氏が勝利した。投票締め切り後間もなく発表された全国出口調査の結果によると、ウクライナのテレビ番組シリーズで教師から大統領になった人物を演じた同氏が得票率72.7%で、現職のペトロ・ポロシェンコ大統領に圧勝した。3月の第1回投票では、ゼレンスキー氏の得票率が、ポロシェンコ氏とユリア・ティモシェンコ元首相の得票の合計を上回っていた。