職場に「悪い空気」を持ち込み、雰囲気を停滞させる原因とは
小林せかいさんが運営する、カウンター12席だけの小さな飲食店「未来食堂」。ランチ時には、平均5回転・約60名のお客様が来店される繁盛ぶりだ(未来食堂のHPより)

すぐ人が辞めてしまう、仕事を抱え込んでしまう、モチベーションが上がらない…など、今のチームに行き詰まりを感じていませんか?それは、組織内の「空気」が問題かもしれません。『誰でもすぐに戦力になれる未来食堂で働きませんか』の著者・小林せかい氏が、誰でもすぐに使える“「良い空気」で満たす方法”をお伝えします。

誰かと何かを一緒にやるには
チームが必要

 東京は神田神保町にある、カウンター12席だけの小さな飲食店「未来食堂」

 私は、その店主、小林せかいと申します。

 従業員は私一人だけ。誰も雇っていませんが、年間500人もの方々と一緒にお店を運営しています。どういうことか、少しご説明いたしましょう。

 未来食堂には「50分働くと一食無料」になる「まかない」という仕組みがあり、日々、いろいろな方たちがお店を手伝ってくれています。つまり未来食堂は、私一人きりでやっているにもかかわらす、朝から晩まで入れ替わり立ち代わり、誰かが店を手伝っている、通常の飲食店ではありえない形態のお店です。そのおかげでランチ時には、平均5回転・約60名のお客様が来店される繁盛店の運営を続けられているのです。

 未来食堂のような小さなお店でも、あるいは大きな会社でも、家庭でも、自分が誰かと何かを一緒にやっていくためには「チーム」が必要です。「何を当たり前のことを…」と思われるかもしれません。

 ただ人が寄り集まるだけでは、強いチームにはなれません。一人ひとりが力を発揮できて、助け合えて、「一人を超える」ことのできるような強いチームは、どうしたらできるのでしょうか?