ゴールデンウィークが明け、久しぶりに仕事という人も少なくないだろう。休暇中はダラダラと夜更かしをして睡眠不足になってしまった人も、今日からは生活リズムを整えたいところだ。
しかし、休暇中の不摂生が原因ではなく、職業によっては常に睡眠不足と闘っている人たちがいる。では、どのような職業の人で、特に睡眠不足が深刻なのだろうか。
一般社団法人ストレスオフ・アライアンスは、全国の男女14万人(男女各7万人、20~69歳)を対象に、大規模インターネット調査『ココロの体力測定2018』を実施。その中で、睡眠に関する詳細な調査を行っている。
今回は「睡眠時間5時間未満=睡眠不足」と仮に定義し、上記の調査の中から抜粋して、男女別に見た「『5時間未満』睡眠の割合が高い職業ランキング」を見ていこう。
※集計期間は2018年3月7日~17日。調査機関は株式会社メディプラス研究所。
睡眠不足が多い職業ランキング
1位は男性「畜産」、女性「ガソリンスタンドスタッフ」に
「『5時間未満』睡眠の割合が高い職業ランキング」で1位になったのは、男性が「畜産」(42.5%)で、女性は「ガソリンスタンドスタッフ」(34.2%)という結果になった。
2位は男性が「受付案内事務員」(42.5%、小数点第2位以下省略)、女性が「運転手(電車・バス・タクシー)」(34.0%)。3位には男性が「レジスター係」(42.3%)、女性は歯科医師(29.6%)がランクインした。
男性では、「現在働いていない」(無職)が4位に入り、39.7%が5時間未満睡眠であることもわかった。