【ワシントン】トランプ氏の娘婿で大統領上級顧問のジャレッド・クシュナー氏は23日、2016年の米大統領選へのロシアの干渉による影響はそれほど大きくないとし、ロシア疑惑捜査による国家への打撃の方が、ロシアの選挙関与そのものよりも大きいとの認識を示した。米誌タイム主催の会議で述べた。  クシュナー氏は、ロシアがフェイスブックの広告枠を購入して米国民を分断しようとしたことは「ひどい」としながらも、「捜査やこれまで浮上した臆測の方が、フェイスブック上のいくつかの広告よりも、民主主義に大きな打撃をもたらした」と語った。