いったい何が起きたのでしょうか。そのときの会話をご覧ください。

Kマネジャー 「Aさんは、入社して1年が経ったけれど、そろそろ個人の目標を意識して仕事に向き合ってくれないかな」
Aさん 「最近、やっと仕事の流れが把握できてきたので、数字に関してはこれからもっと意識していきたいと思います」
Kマネジャー 「これから意識するって今まではいったいどんなつもりで仕事に向き合ってきたの?」
Aさん 「先輩も、マネジャーも皆さん忙しい日々で、自分なりに手探りで頑張ってきたのですが、なかなかうまくいかないことが多いんです…」
Kマネジャー 「あのね、こっちは1年も成長を見守ってきたんだよ。言い訳はいいから、どうすれば、目標を達成できるかちゃんと行動で示してくださいね」

 この会話の後、Aさんの思考は停止してしまいました。なぜならば、今まで誰にも相談できずに1人で悩みながら頑張ってきたにもかかわらず、全く理解されず、さらに仕事への姿勢に対して厳しく指導されたことで、どうしていいのか分からなくなってしまったからです。

 自信もなくなり、会社を辞めようかと考えてしまっているようです。

感情的に不満をぶつけると
最悪の結果に

 この会話からも分かるように、Kマネジャーが求めていたのは、自発的な行動と目標を達成させる姿勢や意欲であったのに対し、Aさんは、「これから頑張る」という回答をしました。

 そもそもKマネジャーは、新人でも目標を達成するのが当たり前だと考えていたため、そうしていなかったAさんに対し、不満を抱えていました。そこで面談の日に、不満を爆発させてしまったのです。