40歳、171㎝82kg、どう考えてもメタボ街道まっしぐらな中年男が、TBSテレビ『金スマ』でも話題の『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)を使って、標準体重の健康体になろう!というダイエット企画。2回目の今回は、いよいよ血糖値測定器を装着し、自らの「メタボ体」に科学のメスを入れる!
注射感覚で親指の先ほどの大きさのセンサー装着
前回は、現状のひどい食生活の確認と、年々ひどくなる健康状態、そして体重と体脂肪率の把握までで終わった。
いよいよ今回は血糖値の傾向を教えてくれる機器「FreeStyleリブレ」(以下、リブレ)を装着することに…。
某日。東京・銀座にある著者・牧田先生の医院「AGE牧田クリニック」へ伺った。もちろん、「リブレ」の装着は初めてだ。
リブレは血糖値のトレンド、つまり上がり下がりの傾向を推定し見せてくれる機器だ。データを取るために身体に貼り付ける35ミリの円盤「センサー」と、数値を見せてくれる「リーダー」からなる。
センサーは14日間、身体表面近くのグルコース、つまりブドウ糖の値のデータを自動で15分ごとに取る。
また、リーダーを近づけた時点のデータも含めて見せてくれる。
装着する場所は、最も邪魔にならない場所である背中側の上腕部。遠山の金さんよろしく片腕だけはだけて準備をしていると…、
「行きますよ」 パチッ。
プラスチックの棒でも折ったみたいな軽い音がして、後からじんわりなんとも言えない感覚がくるだけ。結論からいえば、痛みの面ではまったく恐れるほどではなかった。