米配車サービス大手リフトにとって、それはトンネルの終わりを示す光なのか、それとも迫り来る米ウーバー・テクノロジーズのヘッドライトなのか。リフトが7日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、アナリスト予想を優に上回った。だがコストも高くついた。純損益は11億ドル超の赤字と、2018年通期の赤字をも上回った。注目すべきはアクティブ乗客数だ。第1四半期は2050万人と前期比10%増加し、10-12月期(第4四半期)の伸び率(7%)を上回ったが、17年と18年の平均伸び率(14%)は大幅に下回っている。新規乗客数は頭打ちになりつつあるのかもしれない。