いまどきの子育てといえば、過密なスケジュールをこなす子どもたちと過労気味の親たちが行き先にたどり着こうと奔走する姿が目に浮かぶ。子どもの送り迎えが忙し過ぎて限界に達した親たちは、当然ながら配車サービスに頼ろうと考える。ところが困ったことに、米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズやリフトはドライバーに対し、18歳未満の乗客を保護者の同伴なしで乗せることを禁じている。ウーバーの広報担当者によると、「子どもに自分のアカウントを使わせるユーザーはウーバーへのアクセスを失う可能性がある」。リフトの広報担当者は、乗客が親の付き添いのない未成年者だと思われる場合、ドライバーは乗客に身分証明書の提示を求めることができるとしている。