米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは新規株式公開(IPO)価格を仮条件の中間か、あるいはそれ以下に設定する見通しだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。このところ株式相場が急落している上、同業リフトのIPOは期待外れとなっていた。  ウーバーは10日に予定している上場を控え、9日にIPO価格を決める予定。仮条件は1株44〜50ドル、それに基づく評価額は約800億〜900億ドルと、以前の水準から引き下げられている。  ウーバーはまだ投資家の購入注文を受付中で、9日遅くの価格設定を前に状況が変わる可能性もある。