米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーがネットフリックスを追い上げている。ディズニー株は年初来22%上昇している。ディズニー株が大きく上昇したのは先月、動画配信サービス「ディズニープラス」を年内に開始すると発表した時だ。今月8日には、21世紀フォックスの一部資産買収を含む初の決算が市場予想を上回り、投資家をさらに喜ばせた。1-3月期(第2四半期)は1株利益が1.61ドル(アナリスト予想は1.58ドル)、売上高は149億2000万ドル(同143億6000万ドル)。株価は時間外取引で上昇した。ディズニーは、消費者に直接コンテンツを届ける事業が成長していると強調した。同事業の売上高は前年同期比15%増加し、9億5500万ドルに達した。ディズニーが支配株を持つHulu(フールー)では有料会員が2680万人に達した。ネットフリックスが米国で擁する約6000万人にはなお及ばないが、年初からの米会員増加はネットフリックスの2倍だった。
ディズニー動画配信、好調でも遠いネトフリの背中
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