自分らしい人生を生きるための最強のノート術

 僕はここのところ、サンディやアンソニーのようなバレットジャーナルの仲間たちとつながったり、さまざまなコミュニティーからの質問に応じたりすることに時間を割いてきた。大勢の人たちが、それぞれのバレットジャーナルの機能を拡張する方法を工夫していた。

 また、慌ただしいこの現代社会に蔓延するさまざまな問題をもっと深く掘りさげて考え、そうした課題を解決したいと考えている人もいた。本書(『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』)では、そうした課題についても考察し、たった1冊のシンプルなノートが解決策を考えるうえで貴重な役割を果たすことを実証したいと思っている。

 本書は大きく2部構成となっている。「つくり方(システム)」と「使い方(実践)」だ。まず、バレットジャーナルのシステムについて説明するので、1冊のノートを「思考を整理するツール」に変える手法を学んでもらいたい。そのあとは、実践していこう。

 バレットジャーナルというシステムは、自分の価値観や信念をまっとうする人生──つまり明確な目標があり、その目標を効率よく達成できる人生──を送る方法を模索してきたさまざまな哲学や人生観を融合したものだ。

 このような時間を超越した知識を、集中して取り組む行動へと変えようとした僕の努力の結実が、デジタル時代におけるアナログ・システム、すなわち「バレットジャーナル・メソッド」だ。

 このノート術を活用すれば、過去を振り返り、いまを整理し、未来を計画することができる。もともと僕は、物事を整理して考えるのが苦手だという自分の課題を克服するために、この手法を編みだした。

 とはいえ長い歳月を経て、このノート術は成熟し、僕の人生をよりよい方向へと大きく変える個人的なOS(オペレーティング・システム)へと変貌した。どうか、あなたの人生にも同じ変化がもたらされますように。