ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長(58)は16日、2020年の米大統領選への出馬を表明した。同日公表した動画で進歩的な持論や、全米一の巨大都市を運営してきた経験を売り込んだ。  民主党候補の指名争いに加わった候補はデブラシオ氏で23人目。ジョー・バイデン前副大統領、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、インディアナ州サウスベンドのピート・ブティジェッジ市長などと競うことになる。  デブラシオ氏は動画中でドナルド・トランプ大統領をいじめ役だと批判。自分が「大統領に当選すれば富裕層や大企業と戦う」と語り、労働者を最優先にすることを誓った。